「Brandriver」の創刊にあたって:なぜ今、Brandriverを立ち上げたのか 

はじめまして。この度、千葉のビジネスやブランドをテーマにしたWebメディア「Brandriver(ブランドリバー)」の編集長をさせていただきます、スカイプレジャー株式会社の石橋と申します。

私が代表をつとめるスカイプレジャー株式会社は、もともとブランディングやマーケティング、デザインなどを手掛ける会社です。ですが今回の「Brandriver」は、弊社のオウンドメディアという位置づけではなく、あくまでフラットな立場で、千葉のビジネスシーンを多角的に切り取り、発信していくことを目的としています。自社の実績や考え方を一方的にPRするのではなく、千葉で頑張る企業や人々の物語を丁寧に紡いでいきたいと考えています。

なぜ、千葉のビジネスメディアを立ち上げようと思ったのか。

では、自社のPR目的が主ではないメディアをなぜ立ち上げようと思ったのか(念のため申し上げておくと、まったくPR目的でないかというともちろんそんなことはなく、このメディアを通じて少しでもスカイプレジャーの名前が知られるきっかけが増えればいいな、という思いはあります)。
その根底には、私自身のライフワークとして「千葉の地域活性化に貢献したい」という強い思いがあります。
千葉で生まれ育った者として、この街のビジネスをもっと面白く、もっと魅力的にしていきたい。そういった気持ちで、このメディアの構想を練ってきました。

これまで千葉のビジネスシーンに触れるなかで感じていたのは、たとえば新聞の地方版や街の情報サイトはあっても、「ビジネス」という切り口で深く掘り下げたメディアが少ないのではないか、ということでした。
「Forbes」や「NewsPicks」のような、ビジネスパーソンに示唆を与えるようなメディアの千葉版があれば、千葉のビジネスはもっと活性化するのではないか。そんな問題意識が、「Brandriver」立ち上げの直接的なきっかけとなりました。

千葉が抱える課題と、Brandriverが目指すもの。

千葉県は三方を海に囲まれ、残る一方は大都市・東京に隣接しています。この地理的条件は、良くも悪くも千葉のビジネスに大きな影響を与えています。東京に近いがゆえに、人材や情報が東京に流出しやすく、地域独自の特色を打ち出しにくいという側面があるのは否めません。ビジネスの文脈においても、「東京のサテライト」という位置づけから脱却し、「千葉ならでは」の価値を創造していく必要があると感じています。

特に採用面では、多くの企業が苦労されています。東京に近いことで、優秀な人材が東京に流れてしまいがちです。しかし、千葉にも魅力的な企業、情熱を持って働く人々がたくさんいます。

Brandriverでは、そうした企業のブランディングやマーケティング、採用の事例などを積極的に取り上げ、共有することで、千葉全体のビジネス力の底上げに貢献したいと考えています。成功事例だけでなく、そこに至るまでの苦労や工夫、そして未来への展望など、血の通った情報を発信することで、読者の方々が自社の取り組みに活かせるヒントを見つけられるようなメディアを目指します。 

メディア名「Brandriver」に込めた想い。

「Brandriver(ブランドリバー)」という名前は、いくつかの意味を込めた造語です。

まず一つ目は、「Brand(ブランド)」です。文字通り、千葉の企業や商品、サービスのブランド価値を高めていくお手伝いをしたいという想いを込めています。

そして二つ目は、「River(川)」。「Brand+River」という意味です。川の流れのように、ビジネスにおける新しい潮流や情報を捉え、発信していくメディアでありたい。また、情報が常に流れ、循環していくような活気あるプラットフォームにしたいという願いも込めています。

さらに、もう一つの意味づけとして、「Brandriver」には「Driver(ドライバー)」、すなわち「Brand+Driver」の意味も重ねています。ビジネスを前進させる原動力、推進力となるような存在でありたい。このメディアが、千葉のブランドやビジネスを成長させるための一つの「ドライバー」となれるよう、質の高い情報発信を心掛けていきます。

Brandriverの今後の展望。

Brandriverはまだ生まれたばかりの小さなメディアです。まずは、一つひとつの記事を丁寧に作り上げ、千葉のビジネスパーソンにとって価値ある情報を提供し続けることを目標としています。

将来的には、このメディアがRiverのように、またはDriverのように、千葉のビジネスシーンにおける大きな「うねり」を生み出す存在になれればと願っています。千葉の企業がお互いに学び合い、高め合い、そして新たなビジネスチャンスが生まれるような、そんな活気ある流れをBrandriverから発信していきたいです。
そのためにも、千葉で活躍する企業や経営者の方々、マーケター、人事担当者の方々など、多くの方々にご登場いただき、その知見や経験を共有していただきたいと考えています。

最後になりますが、Brandriverは、千葉のビジネスに関わるすべての人々にとって、有益で、刺激的で、そして何よりも「面白い」と感じていただけるメディアを目指してまいります。これからのBrandriverの成長に、どうぞご期待ください。そして、千葉のビジネスを共に盛り上げていきましょう。

Brandriver発起人・編集長
石橋 拓也

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